「干潟等における生物多様性の保全活動事業」に係る
採択事業者の決定について

更新日:2024年8月6日

「干潟等における生物多様性の保全活動事業」に係る採択事業者の決定について

 このたび、本事業を受託する事業者を公募型プロポーザルにより募集し、下記のとおり採択事業者を決定しましたのでお知らせします。
 本事業の公募情報(※募集は終了しております)についてはこちらからご覧ください。

1 事業名

干潟等における生物多様性の保全活動事業

2 採択事業者

事業者名 : 一般財団法人 環境事業協会

評価点  : 85.7点(100点満点中)

※うち企画提案部分75.7点、価格提案部分10点、提案金額(税込):1,343,423円

3 選定結果の概要

  

  1. 提案事業者 全1者

    一般財団法人 環境事業協会

  2. 選定理由・講評

    ・干潟調査とマラソンを掛け合わせた「ガタソン」という取組は、生物多様性に関心が高い層以外に届けうる切り口である。

    ・汎用性が高く、将来的な取組の広がりが期待できる。

    ・体験型環境学習プログラムをビギナー向け、チャレンジャー向けと参加者対象者を分けて行うことでより広い層(知識や動機、年齢など)の参加が期待できるが、生物多様性の保全への関心が低い層にも興味や参加意欲を高めるためのもう一押しの工夫や働きかけを行うことが望ましい。

    ・協力を依頼する講師陣並びに講師の所属機関との連携を深め、当日の学習会のみならず、事業そのものの展開に関するアドバイスを得ることで、取組を発展・向上させることも考えられる。

    ・それらのプロセス自体をノウハウ集に掲載することにより、今後同様な環境学習を企画・実施する団体の参考となる。

4 選定委員会委員(敬称略・五十音順)

委員名・所属選任理由
黒田 桂菜
(大阪公立大学大学院
 現代システム科学研究科 准教授)
海洋環境修復や持続可能な海との関わり方について調査研究をしており、大阪湾の環境課題を踏まえて、イベント内容の適正性について審査いただくため。
田口 康大
(東京大学大学院
教育学研究科附属
 海洋教育センター 特任講師)
海洋教育を専門としており、体験型環境学習にかかるターゲット層の設定の的確性やノウハウ集に反映することが適した学習プログラムの企画内容になっているかについて審査いただくため。
中西 敬【議長】
(徳島大学
環境防災研究センター
客員教授)
海洋環境修復や自然再生手法について、調査研究をしており、大阪湾の環境課題を踏まえて、藻場・干潟の再生・創出手法の適正性について審査いただくため。