伝統的工芸品や地場産業の各産地で革新的な取組を実践し、数々の受賞歴を誇り、メディアでも多く取り上げられる企業2社の経営者に、地域に根差した伝統的なものづくり企業がブランドやデザインを戦略的に活用し、事業を発展させていくための手法や戦略を熱く語っていただきます。
 後半は、各参加者が少人数で講演者を囲み、直接、意見交換できる座談会を行います。時代とともに変化する生活文化にも受け入れられる伝統的工芸品や地場産業のあり方について考える機会として、本セミナーへぜひご参加ください。

会場
名古屋ダイヤビルディング1号館121号室

名古屋市中村区名駅3-16-22 (名古屋駅から徒歩3分)

日時
2020年1月29日(水)
14:00~17:00

講演者プロフィール

浅野雅己 氏( 浅野撚糸株式会社 代表取締役 )

本社は岐阜県安八郡安八町。1967年の創業以来、撚糸の製造を手掛け、下請け企業として成長。その後、元撚りの紡績糸を逆 方向へ2倍撚り、糸に空気の層を作る撚糸工法「Super Zero(スーパーゼロ)」を開発。国内外で権利化されたこの特許技術を用 いた高吸水性タオル『エアーかおる』シリーズがヒットし、2007年の発売以降、累計販売800万枚を突破。2019年10月には、同社 初の直営ショップ「エアーかおる本丸」を本社西隣にオープンし、地域の観光振興にも貢献している。

藤井健司 氏( 有限会社藤総製陶所 代表取締役 )

本社は三重県四日市市。4代続く萬古焼の窯元。伝統技法を随所に取り入れながら、機能性の追求や釉薬の調合など独自の工 夫を施し、知財総合支援窓口を活用して意匠権及び商標権を権利化したヒット商品「ひとしずく」(急須)をはじめ、急須・食器、土 鍋、ご飯 などを製造・販売。また、萬古陶磁器工業協同組合の理事長として伝統産業の振興に取り組むとともに、伊勢茶事業者と 連携した伊勢茶のPRにも貢献している。

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