伝統的工芸品や地場産業の各産地で革新的な取組を実践し、数々の受賞歴を誇り、国内外で幅広く事業展開する企業2社の経営者に、地域に根差した伝統的なものづくり企業がブランドやデザインを戦略的に活用し、事業を発展させていくための手法や戦略を熱く語っていただきます。
  後半は、各参加者が少人数で講演者を囲み、直接、意見交換できる座談会を行います。
  時代の変化に追随し、様々な生活シーンへ柔軟に対応する伝統的工芸品や地場産業のあり方について考える機会として、本セミナーへぜひご参加ください。

会場
金沢勤労者プラザ 204号室

石川県金沢市北安江3丁目2-20(金沢駅から徒歩10分 駐車場190台)

日時
2020年1月30日(木)
14:00〜17:00

講演者プロフィール

我戸正幸 氏( 株式会社我戸幹男商店 代表取締役 )

 本社は石川県加賀市山中温泉。1908年に我戸木工所として創業し、漆器の元となる木地の完成度に拘った山中漆器を開発。近年、様々なデザイナーと高精度のろくろ技法とのコラボレーションにより、実用性と芸術性の高さを併せ持つ漆器を開発・製造。グッドデザイン賞、ドイツ連邦デザイン賞銀賞の受賞など国内外で山中漆器を発信。2017年11月、山中温泉に直営店GATOMIKIO/1をオープン、2019年10月には山中温泉初の産業観光イベントaroundの実行委員長を務める。

折井宏司 氏( 有限会社モメンタムファクトリー・Orii 代表取締役 )

 本社は富山県高岡市。1950年に創業した折井着色所の三代目。26歳のときに東京から高岡へ戻り、高岡銅器の伝統技法をもとに独自の着色技術を開発し、金属発色の可能性を広げる。独自の着色技術で、六本木ヒルズ展望台フロア壁面やホテルのエレベーター内部などの建材、インテリア、アクセサリー、洋服など、様々な分野への応用を展開。ニューヨークやパリなどの国際見本市にも多数出展し、海外からの受注も増やしている。

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