好評の前回開催に続き、第2回関西スマートセルフォーラムが12/11(水)に開催されます。
ゲノム解析から編集等の技術やそれらを支えるIT/AI技術の急速な進展により、
生物の持つ物質生産能力を最大限に引き出した細胞“スマートセル”と、それら
を活用した新産業“スマートセル・インダストリー”が注目を集めています。
スマートセルは、工業(ものづくり)、エネルギー、農畜水産業、医療・
ヘルスケアなど、幅広い分野・領域における様々な課題を解決する可能性を
秘めています。
近畿経済産業局及び近畿バイオインダストリー振興会議では、昨年度に引き
続き『関西スマートセルフォーラム』を開催いたします。
アカデミアや企業の最新技術動向をご紹介するとともに、スマートセル関連
知財の学習の場、また新旧技術の融合を実現するマッチングの機会を提供する
ことで、関西におけるスマートセルインダストリーの実現・発展を目指します。
日 時:2019年12月11日(水)13:30~17:00(17:00~交流会)
場 所:大阪大学中之島センター 7階 講義室703
(大阪市北区中之島4-3-53)
参 加 費:無料(交流会3,000円)
主 催:近畿経済産業局、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
プログラム
<イントロダクション>
バイオ戦略とスマートセルインダストリー政策の動向
経済産業省 生物化学産業課 課長補佐 佐々木 章氏
<アカデミアのスマートセル関連最新技術動向>
リン酸基修飾酵母を活用した低環境負荷型有価金属回収システムの創出
公立大学法人 大阪市立大学大学院 工学研究科
化学生物系専攻 細胞工学研究室 教授 東 雅之氏
<企業のスマートセル技術紹介>
微生物が生産するカネカ生分解性ポリマーPHBHの実用化に向けて
株式会社カネカ R&B本部R&Bテーマ推進室 幹部職 藤木 哲也氏
<スマートセルインダストリーと知的財産>
「スマートセル」でも負けてしまわないための知財戦略
~研究開発・企画ステージにおける知財戦略・ポートフォリオの策定の重要性を考える
山本特許法律事務所 博士(薬学)/学士(法学)/弁理士 馰谷 剛志氏
<管内のスマートセル技術紹介>
スマートセルによる有用化学品の発酵生産の事業化を目指して
マイクロバイオファクトリー株式会社 代表取締役社長 清水 雅士氏
微生物を用いたウメ調味廃液からの油脂生産技術
和歌山県工業技術センター 食品開発部 主査研究員 中村 允氏
詳しくはこちら:https://www.kansai.meti.go.jp/2-4bio/kansaismartcell.html#smartcell1