自動車を取り巻く環境は「CASE」や「MaaS」※の潮流により、技術の進化や市場の質的変化が進み、〝100年に一度の変革期〟と言われている中、新型コロナウィルス感染症の世界的な感染拡大によって、多方面で様々な変化が起こっています。ポストコロナを含め新たな時代の到来に伴い、自動車産業のサプライヤー企業においては、自動車メーカーのニーズや技術動向を知り、変化に対応した技術開発等を進め、自ら提案することが求められています。
 自動車部品サプライヤーがこうした変化に対応していくためには、新たな製品やイノベーションを生み出していくための技術力や、ものづくりを支える設計力などが必要となります。
 第3回目の本セミナーでは、CASE-MaaSの進展に欠かせない自動車技術の研究開発事例の紹介や、ものづくり企業が新たな受注を得るにあたって欠かせない設計力についての解説、サプライヤーの提案を支える自動車部品・技術における知的財産取得のポイントの解説を通じて、未来のモビリティを支える自動車部品や関連技術のイノベーション創出のポイント及び、今後、サプライヤー企業に求められる力についてご紹介します。
 ご関心のある方は是非ご参加ください。

※CASE 「Connectivity(つながる)」「Autonomous(自動運転)」「Shared&Service(利活用)」「Electric(電動化)」の英語の頭文字で、自動車産業の変革を象徴する新たなキーワード。
※MaaS 個人の移動を最適化するために様々な移動手段を活用し、利用者の利便性を高める各種サービス。Mobility as a Serviceの略。

プログラム/講師

自動走行システムを支えるステアリング制御技術の
社会実装に向けた取り組み

川原 禎弘 氏

株式会社ジェイテクト 研究開発本部 研究企画部 渉外グループ グループ長

自動車部品サプライヤーに求められる「設計力」

寺倉 修 氏

株式会社ワールドテック 代表取締役社長

モビリティを支える自動車部品・技術における知的財産

村田 泰利 氏

中部経済産業局 地域経済部 産業技術課 知的財産室 室長

出演者プロフィール