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2015.9.15
万代湯〜男女つながった水鉢とくみ出し湯鉢が現存〜

住吉区は生きた建築ミュージアムで紹介する銭湯に悩むほど、良い銭湯がたくさん残るエリア。

渋い「牡丹湯」と元気なお兄さんが運営する「朝日温泉」とこちらの「万代湯」でかなり悩んだが、万代湯を選ばせて頂いた。

万代湯の外観の特徴は伝統的な凸型銭湯の凸部分がサーモンピンクかつ山型になっている点だ。
外壁のタイルや玄関床タイルやカーブ、正面の金魚タイル、、、万代湯の建築は伝統的なスタイルながらも可愛いのだ。

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傘立ても今まで紹介した他の銭湯とは違う機械の一部みたいなタイプ。

こちらの傘立てもレトロ銭湯でよく見られるものだ。

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脱衣所には招き猫がいる。
プロペラ扇風機もレトロで良い。

プロペラ扇風機自体は他のレトロ銭湯でも見られるが、ここのように動いているのは珍しい。

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さて、万代湯の浴室の一番の見所は水鉢と湯鉢だ。
男女つながっている水鉢は昔は標準的なものだったが、いまとなっては現存する銭湯は少ない。貴重なものだ。

また、くみ出し洗い専用の湯鉢、「汲み出し湯鉢」も昔は良く見かけたが、今も現役で使用されているのは珍しい。

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ラドン温泉は岩風呂仕様、床も石畳&市松模様のタイルで個性は十分だ。

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今回は各区の代表銭湯を紹介するという主旨から泣く泣く断念したが、牡丹湯や朝日温泉も良い銭湯だ。
是非、住吉区を訪れた際は、銭湯を堪能して頂きたい。

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