JR環状線福島駅から南に徒歩2分。なにわ筋から
路地を覗くと「ゆ」の看板が見える。そこが延命湯だ。

外観を見ると他の銭湯とは異質なモダンさ。
それもそのはず、この建物は建築士・竹原義ニがまだ無名の時代に設計した建物で、1984年には渡辺節賞を受賞。

コンクリート壁にタイルの外観。脱衣場や浴室も他にはないユニークな造りの銭湯だ。

銭湯の上に住居が置かれ、オーナーが居住している。つまり職住一致の建物だ。

このスタイルは大阪銭湯ではオーソドックスなスタイルで、延命湯は改修後もそのスタイルを踏襲している。

タイル張りの外観やカーブを描くロッカーなど、 幾何学なモチーフが随所に見られる。
銭湯というよりもデザイナーズマンションと言った方がイメージが伝わりやすいかもしれない。

銭湯から銭湯に建て替えたため、その時の石材がこんなところに！！

たぬきや可愛らしい照明など、ディテールをチェックするのも楽しい。

カーブがたくさんあり、福島駅や航空写真で延命湯をみると面白い。

大阪駅から大阪駅からも近い銭湯で、利便性も抜群だ。

15:00〜23:30まで営業しているので仕事帰りにひとっ風呂浴びてはいかがだろうか。